8月10日に読書リフレクションを開催しました
こんにちは。脱力系保育士かなてぃんです。
今回、読書×リフレクションということで、ワークショップのファシリテーターをやってきましたので、その様子をレポートしたいと思います!
ちなみに、わたしのリフレクションとの出会いは、友人の誘いで2年前に千葉県柏市の某カフェに行ったのが始まり。
もともと分析・考察好きだったわたしはすっかりリフレクションにハマってしまい(笑)その後もちょくちょくイベントに足を運んでいます。
本が好きということもあり、今回『読書×リフレクション』のコラボ企画ということで、わたくしかなてぃんがファシリテーターをやらせていただくことになりました。
さてさて、それでは当日のレポート始めていきましょう!
読書リフレクションの始まりは
まずは読書×リフレクションを企画した想いから。
皆さん、読書って何を目的にやっていますか?色んな目的があると思いますが、目的の1つとして「気づく」っていうことありますよね。
読書は作者との対話なんだと思います。作者と自分がじっくり対話をするのが読書で、その対話を通して私たちは気づきを得ることができます。
一人で読んでも十分な気づきを得られる読書ですが、気づきっていうのは複数の視点があるとより深いものを得ることができます。
つまり、他の人が同じものを読んでどう感じたのか?何を考えたのか?などを共有できる場があると、気付きってより深くなったり、新しい発見があると思うんですよね。
そんな想いから読書×リフレクションの企画はスタートしました。
今回のテーマは「仕事」
今回の課題本はこちら「自分の仕事をつくる」という本です。
この本には自分の仕事をつくるためのヒントがたくさん散りばめられています。
自分にとっての仕事ってなんだろう?
働くことの意味は?その価値は?
毎日の繰り返しに慣れて、深く考えずに過ごしてしまっているけれど、「仕事」と「生き方」は密接しています。仕事と生き方の関係を捉え直すと、より自分らしく生きていくヒントが見つかると思うんですよね。
それでは、「仕事」「生き方」について改めて振り返った今回の読書リフレクションの様子を、みなさんにお伝えしていきたいと思います!
参加者のみなさまは
まずはどんな方たちが今日のワークに集まったのか自己紹介です。
普段は関わる機会のない職種、年齢層の方たちと交流できるというのも、リフレクションの面白さのひとつ。
今回は本好きという共通点のある方も多く、自宅で読書会を開いている方もいらっしゃいました。
ちなみに一番遠方からの参加は、島根県の海士町(あまちょう)というところから!東京最終日の夜を、読書リフレクションの時間に使ってくださる方がいるとは、なかなかの熱量です!(笑)
まずは、本を読む

自己紹介が終わったら、さっそく読書タイムに入ります。こちらが指定したページを読んでもらい、みなさんそれぞれに本と向き合う時間です。
心地よいBGMが流れて、おや、ここはカフェなのか。と錯覚しそうになります。こんなにみんなが同じ本読んでるカフェがあったら、珍百景ですね。(笑)
読み終わったら、自分はどこに共感したか?どこに違和感を感じたのか?をワークシートに書き出していきます。今の自分の仕事の、どんなところに満足しているんだろう?不満に感じていることは何?
こうやって自分の中の価値観を改めて確認することは、普段の生活の中では難しかったりしますよね。
みんな黙々とワークシートに向き合いたくさんの気づきが書き出されていました。
ワールドカフェでリフレクション!
さて、ここからはグループワークで、まわりの人との対話に入っていきます。


今回はワールドカフェ方式で、4人1グループになり「仕事とは何か?」「自分の仕事とはなんだろう?」をテーマにざっくばらんに話を進めてもらいました。
本を読んで自分が共感したところと、他の人が共感したところはけっこう違っていたりして、へ〜そこに共感したんだ!と知るのもおもしろかったり。違和感は、なんで出てきたのかな?と探ったり。他人の価値観を知ることで、自分の価値観も浮き彫りになってきます。



真ん中に模造紙を広げ、自由にメモをとっていきます。各テーブル、今の自分の仕事のモヤモヤを話したり、本の中の言葉を引っ張り出してそのことについて意見をかわし合ったり。時に沈黙の熟考タイム(ゴールデンタイムと呼ぶらしい)をはさみつつ、盛り上がっていました。
対話をしていくうちに気付きが深まり、新たな疑問もどんどん浮上してきた様子。
頭をフル回転させて「これはどういうことだろう?」と話しが発展していく場は、クリエィティブに溢れておりました。

メンバーチェンジでもう一度深める
一回目が終わったら、メンバーをチェンジしてもう一度同じテーマで対話をしていきます。メンバーがかわると違った視点が加わり、さらに対話の幅や奥行きがでてきます。その場にいるメンバーだからこそ生まれる気付きがあるのが、リフレクションの醍醐味でもありますね。
さて、ワークもいよいよ終盤です。話して、考えて、深めたあとは、それぞれのグループの模造紙を見ながら、どんな気付きや発見が出てきたのかみんなで共有しました。


気付きカードを持ち帰る
最後はひとりひとりまとめの作業です。この〝気付きカード〟を作ることが、ワークの目的でもあります。ワークの中で、気付いたことや新たな発見、課題を文字にして持ち帰ることで、次の一歩につながるといいのかなと思います。
今回の気付きカードには、「自分にとって意味のある仕事とは何か?」という新たな問いや、「常識にとらわれている自分に気付いた」という振り返りなども出てきて、仕事や生き方についてじっくり掘り下げた、なかなかに濃ゆい2時間半でした。
全員で集合写真を撮り、これにて読書リフレクションは終了です。みなさまお疲れさまでした〜!

参加者のみなさま、場所を提供してくれたチームビルディングジャパンの方々、読書リフレクションをやろう!と声をかけてくれたなかしー、どうもありがとうございました!!
読書リフレクションは、本が好き、人と話すのが好き、物事について深く掘り下げて考えるのが好きという方にはもってこいの企画なのではないでしょうか☆
また10月ごろに同じテーマで開催できればと思いますので、興味のある方はふるってご参加ください!
おまけ
さてさて、次の日は祝日ですし、行ける人で二次会に行きましょう。ということで、近くの居酒屋に移動して乾杯〜!テーマを持って話すのもいいけれど、ゆる〜い雑談の中にも気付きはひそんでいるもの。わたしたちのリフレクションはまだまだ終わらない、、(笑)