
円卓会議を主催しておりますメンバーの一人、鈴木です。
私たちは昨年末に「僕の私の2016年研究会」というタイトルでリフレクションのイベントを開催いたしましたのでその様子をレポートいたします!
そもそも…
2016年を振り返る、と言っても、ただ今年1年に何があったのかを話すのではなく今まで体験したことのない振り返りにしてみたい!!!
そんな一言から、メンバー内で企画を考えました。
そうして考えたテーマは「文字を使わずに振り返ってみよう!」
も、文字を使わない…じゃあ、何を使うのか。
なんと「色」や「形」を使って今年の1年を表現していきます。
まずは準備体操から!
まずは様々な形の木片や枝を使って準備体操。
1分間でできるだけ高く木を積み上げる競争から始めます。
あぶない、ちょっとでも揺れると全部崩れてしまいます。
1分間という短い時間で工夫した点、失敗した点などを楽しそうに皆さん話していました。
次は、限られた材料を使って自分の「星座」を表現してみます。
実際に共有してみると、、、蟹座が三人もいて三者三様の蟹が。
おかげで「蟹を食べたい!」という話で盛り上がっていきます。


その後には「嫌な上司」「自分の大切にしているもの」と、もう少しお題のレベルを上げて言葉では中々上手く伝えられない事を形にしてもらいました。
そうして物を使って表現する準備体操が終わったときには、参加者の会話も弾み笑いも増えて、物とイメージを繋ぐ用意はバッチリ。
途中、甘いものを食べながらの休憩を挟みつつ後半部分の本題へ。
2016年の振り返りスタート
2016年はあなたにとってどんな年だったでしょうか。
どんな出来事があったでしょうか。
そして、どんな感情の変化があったでしょうか。
1年の振り返りはまず初めに参加者それぞれが今年一年の振り返りの「テーマ」を決めます。
「今年成長したこと」「仕事のこと」など、、、。
そのテーマに沿って2つのワークを行います。
(1)「2016年の感情の変化を“色”で表してみましょう」
テーブルの中央に置かれたのは、色とりどりの折り紙。
自分の「テーマ」における1年の感情の変化を折り紙の色で表現していきます。何枚でもOK。
直感に任せて、1分で色を選んでいきます。
同じ青でも、紺色もあれば、水色もあります。中にはキラキラしたものも。
その違いは何か。それは選んでいる人にしか分かりません。
色を並べて、それを自分で俯瞰してみる。
どんなことがあったのか、そのときどんな事を思っていたのか。
選んだ折り紙は各自まず自分で語り、次に参加者のみんなからもらった質問に答えて対話を行います。


(2)「流れ」の場面を“様々な素材”で表現してみましょう
並べたそれぞれの折り紙の中から自分にとってインパクトの大きい「色」について、
今度は、その色の時期に起こった出来事、周りの人、自分の感情を用意されたいろいろな「素材」を乗せて表現していきます。



綿、ビー玉、モール、革、小さい人形、鈴など、、、、。
乗せてみては外してみたり、移動させてみたり。
自分にとって一番しっくりくるのはどんな様子か。
柔らかいもの、固いもの、色や、音や、形や立体感などなど…。
想像力をフル回転して四角い枠の中で描いていきました。
できあがった作品を、先ほどの様に自分で語り、周りの人から質問もらい答えていきました。
「これは◯◯を表しています。」
「それを移動させたらどうなる?」
「どうだったら良かったんだろう?」
締めはみんなからのお手紙を
最後に、参加者全員でアドバイスや応援メッセージを交換します。
その人の色をイメージした折り紙を選んで、そこに心をこめて書いて、
相手にギフトしていきました。
他の人からの質問に答える事で、違う見方を知る。
自分でも思ってもいなかった2016年の気付きがある振り返りになりました。
他の人と一緒に振り返るからこそ、深く、斜め上の振り返りになる。
円卓会議では楽しく、誰でも気軽に出来るようゲームや道具を使いながら
気付いたら対話の場になってしまう様な場作りを目指しています。
今回の会場は渋谷にある「スモールビジネスデパート居場所」という場所。
そこで三時間半に渡る長丁場でがっつり2016年を振り返って頂きました。
今回は2016年という年間の振り返りを色や形で表現しましたが
また別のテーマで今回の様なワークを取り入れたいと思っていますので
ご興味のある方は是非ご参加下さい!
(開催日時:2016年12月10日(土)13:30~17:00)